服?あんま興味ねえw 今時若者のファッション事情

◆ファッション好きはマイノリティーの時代に

 

電通のワカモノ研究所はご存じですか? ワカモノの生態を仕事で調査している組織です。

大学生にインタビューすると以下のような返答がかえってくるのだとか。

 

 

”「ファッション? こだわらないといったらウソだけど、そこまでお金をかけたり、目立とうとは思っていません。そもそもかけられるお金がないので。でも、清潔感は大事だから、そこだけは気を付けています」(21歳 大学4年生)

 

「だいたいみんな似ています。もちろん、服大好き!な友達も中にはいるけど、奇抜だったりお金つぎこんでいる人は少ない。アウトレットとかで安く良いブランドのものを買ってます」(21歳 大学4年生)

 

 

今年実施した『若者まるわかり調査2015』でも、「好きなこと・趣味」=「ファッション」と答えたのは男子大学生で26.1%。「ファッション好き」を自認している人は10人中3人に満たない結果に。

 

(ちなみに大学生女子は「好きなこと・趣味」の1位にファッションが(67.3%)。女の子はいつの時代もファッション好きですね)

 

ただ、特別好きなことではないからといって、気にしていないわけではありません。

同じく大学生と話していると、こんな答えが返ってきました。

 

「服装も髪形も、ちゃんと気にはしてます、必要だと思うし、身だしなみというか、当然というか。基本嫌われたくないんです(笑)」(20歳 大学3年生)

学生が多く集う買い物スポットや繁華街、大学周辺などにくり出し、見渡してみると、確かに“ちゃんと”している。トレンドのアイテムを持っていたり、清潔感があったり、髪形もきちんと整髪剤を使ってセットしていたり。「好き」とまではいかないけれど、周りから浮かない程度に気にしている。それがイマドキ男子のファッションへの向き合い方のメジャーになっているのです。”

 

【電通報 http://dentsu-ho.com/articles/2655

 

1、オシャレ参考サイトよりもダサい服装まとめの方がアクセスの高いサイトが多い

 

ファッションスナップサイトを運営している団体としては、非常に困っている環境です。。。

なんと、NGコーデ集であったり、ダサい服装やめとけファッションといった関連記事の方がアクセスが高い傾向にあります。

 

電通が発行している「若者まるわかり調査」でもどのように周りから見られたいかの上位項目は「要領いいキャラ」。

 

ハズさずに無難に要領よくの姿勢がファッションにも浮き彫りに。

 

 

2、ファッション最前線の人はどうとらえているか?

 

”MEN’S NON-NOの岩佐きぬ子編集長にも、最近の若者ファッションについて聞いてみました。

 

「比較されがちな90年代に比べて情報量が格段に増えた分、全体的に目が肥えてきているため、

安くて良いものを選べるようになっている、というのが特徴です。『消費が一番!』という時代と比べると

違うのは当たり前。

 

今は金銭的な格差も出てきているし、消費の選択肢が増えているので、

ファッションは特別にこだわるものではなくなっていますね。一昔前のようなお金をかけて『ブランド』を着る!

という熱は確かに減っていますし、ビッグメゾンへの憧れも、やはり以前に比べれば減っています。

台頭しているのはファストファッション。好きなブランドを聞いて、ファストファッションのブランド名を答える人も増えました。

ここ最近は、全体的に『シンプル』で『奇をてらわない』傾向があるので、その中におさまっているな、という印象を持っています」

 

『若者まるわかり調査2015』の中で、「10年後の自分は、『自分の身の丈に合った暮らしをしている』」に

「はい」と答えた人は88.2%(男子大学生)にものぼります。

 

ここからも見て取れる“身の丈意識”の高まりとリンクして、“無理はせず、スマートに”が、

ファッションへの向き合い方にもそのまま反映されているのです。” 【電通報 http://dentsu-ho.com/articles/2655

 

 

最前線の人間も若者のファッションへの意識の変化は身をもって感じている様子。。

 

 

3、目立ちたい!< 引かれたくない!

 

”尖りたいわけではなく、みんなとうまくやるためにどうするか。“完全に同じ=無個性”は回避したいけれど、

こだわりをあからさまに表に出して、浮きたくはない。出るくいになって打たれたくはない。

周りの人とのコミュニケーションを円滑にするために、引かれないために。

イマドキ男子の無意識の“気づかい”が、ファッションにもそのまま反映されているのです。”

 

 

そんなこと言われたって引かれたくないですもの。。。

 

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◆僕たち大学生の生態を暴いてどーする気なのよ!?
 
大学生のファッション思考の変化から、思考法まで統計とって暴かれてしまって
なんだか恥ずかしい気分になりました。
 
ファッション業界もノームコアだったり、美容業界も飾らない美しさをプッシュした
ヘルシーラインだったり、僕たちの思考に合わせてせっせと売れるものを編み出そうと
企業努力を重ねています。
 
大学生の僕たちは、協調性を重んじて社会と同化する力に長けているの
かもしれません。先代の人たちにとっては保守的に感じられるのかも
しれませんね。
 

先代の方々が若者の事をこんな風に思っていると俯瞰的に把握しつつ

表情や空気をよんで生きていくのが無難でしょう。引かれないためにも。

 

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大学生ファッションの参考なら→ 大学生ファッションスナップサイト-ユニスナ

http://monapasnap.naga-masa.com/